日本の社長にお手あげ

こんにちは、クールサイト・エス・アイ石井義則です。

今回のブログのタイトルは、
今朝読んだ日経ビジネスの記事のタイトルです。

昨今、「エーアイ、エーアイ」なのですが、
その風潮に対する記事です。
共感したので内容を紹介します。

※会員しか見られない記事なもので、シェア出来なくすみません。

—– 要約 —–

AI、エーアイと世間は盛り上がっているけど、
その中身はいわゆるIT(情報技術)化のような話が半分以上。

AIという言葉に換えてITをマーケティングに利用しているだけというのが現実。

著者はAIをエレベーターに例えています。
エレベーターを2階に行くために使っても意味はなく階段で十分。
10階や20階建ての高層ビルが建てられるようになったことこそがエレベーターの革新性。

今、AIで最も大きなイノベーションが起きているのが深層学習(ディープラーニング)と言われる分野。
しかし残念ながら日本には技術とビジネスの両方を分かっている経営者が少ない。

社長は業界やビジネスの構造が頭に入っている。
それと照らし合わせることで「ここにAIを使うとこうなるのでは」というシミュレーションができるはず。

世界では技術とビジネスを組み合わせて伸ばしていく筋道を競って見つけようとしている。
しかし日本では経営者がディープラーニングを活用するかどうかという入り口で迷っている。

もはや、勉強もせず自ら動こうとしない企業の経営者に何を言ってもしょうがない。
それよりも、やる気のある若い世代にチャンスを与えて、
新しいことをやってちゃんと儲けて、会社を大きくしていけばいいのではないかと思う。
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因みにディープラーニング(深層学習)とは、人間が自然に行う仕事をコンピュータに学習させる学習の手法の一つです。

私は社歴の長い中小企業の経営者に会うことが多いのですが、未だITに否定的な経営者が多いです。
経営自体も勘と経験に頼っている人ばかりです。

もちろん、勘も経験も重要なのですが、それだけに頼るのはどうなのでしょう。

更に言いますと、会社を創業をした、今は70代、80代以上の方は結構真剣にITの活用を考えているのですが、2代目の経営者の方がITに否定的だったりします。
上記を語っている大学教授の言う若い世代は10代、20代のようです。

IT化に否定的な経営者にはAIもITも同じでしょうね(笑