商品価値を高めるとは?

モノやサービスを売るには
①誰に対して
②何を
③どのように
売るのか。
を徹底的に考えて決める必要があります。
 
 
②はいわゆる商品戦略
です。
 
 
その商品戦略。
ズバリ商品の価値を高める必要があるのですが、
ここで直ぐに考えてしまうのが、
性能や機能、品質のアップ。
 
 
性能や機能、品質のアップはよいことなのですが、
注意しなければいけないのは、
これって、売り手視点であることが多いのです。
 
 
商品、製品、サービスを買って頂きたいのならば、
必要なのは買い手視点。
 
 
では、買い手視点って何でしょう?
 
それは買い手がこの商品を買ったり、サービスを受けると、
「私はこうなれるんだ」
「とても満足出来そう」
「すごく幸せな気分になれそう」
「私にこんなメリットがあるんだ」
「私のこの悩みを解決してもらえる」
「この痛みから解放されそう」
と思って頂くこと、感じて頂くことです。
 
 
そう思って頂ける商品価値が必要なのです。
 
 
売り手が「こんなにすごい商品」と思っても、
買い手がそれを感じてくれなければ、
ほとんど売れることはありません。
 
 
更にこの商品価値、
ある人にとっては価値があっても、
ある人にとっては価値はないのです。
これに気づかない人が多いものです。
 
 
飲食店の例でいえば
味に徹底的にこだわるお客様もいれば、
食材の安全性を求める人、
店の雰囲気やインテリアで選ぶ人、
店員さんの接客で選ぶ人
 
など、求めるもの、価値を感じることは
お客様それぞれ違うのです。
 
 
あなたは商品、サービスのどこで商品価値を高めますか?
これ、とても大切です。
商品価値を高めないと、
待っているものは価格競争ですからね!
 
システムコンサルタント
ITマーケティングコンサルタント
石井義則