あっという間に6月も最終週です。
紫陽花がきれいな季節です。
今年も半年が経過してしまいました。
相変わらず複数の仕事をこなしており、バタバタの毎日です。
私は埼玉県民ですが会社は東京にあります。
先週の金曜日から東京は都議選に突入しています。
会社の近くで、乗り換え駅で、そしてニュースで各候補、政党の演説が耳に入ってきます。
企業のマーケティングを担当している立場で演説を聞くと思うものがあります。
マーケティングで重要なのは顧客視点です。
いくら売り手が商品やサービスの素晴らしさをアピールしても、買い手に響かなければ効果はありません。
売り手はとかく自社の商品、サービスの「見せ方」を一生懸命考えてしまいます。
でも、「見せ方」って自分視点なんですよね。
相手視点であれば相手からの「見え方」です。
相手からどのように見えるのかを徹底的に考えるべきです。
私は選挙も同じ気がしています。
有権者から候補者である自分がどう見えているのか。
「是非、この人に都政をお願いしたい」と見えていれば、投票してくれるはずです。
度を越した他の政党の非難は、誰にしようか迷ってる有権者からどのように見えるのかを考えて欲しいと思うのです。
他の候補者、政党の誹謗、非難ではなく、伝えるべきことは有権者のベネフィットかと。
もちろん崇高な政治理念の主張が有権者の心に響くのがベストですね。
自分視点の政治理念は心をとらえることは少ないと思います。
但し、完全なる支持者、仲間内では非難、誹謗は盛り上げることも多いのですよね。
これが大きな落とし穴になることもあるので要注意です。
ビジネスと選挙を一緒に論じては怒られるかもしれませんね!
石井義則