サービスの神様が教えてくれたこと

こんにちは、気軽にIT 石井義則です。
ベストセラーを読みました。
『ディズニー サービスの神様が教えてくれたこと』
この本のことは知っていました。
書店で手に取り前書きを読みました

「夢の国の時計が止まった
2011年3月11日 14時46分
・・・・・・・・・
自らも家が被災したり、被災地に家族や友人がいるキャストもいただろう。
それでも彼らは目の前のゲストを守りきることに全身全霊をかけた。」

東日本大震災。
あの日のTDLのキャスト(従業員)のことが書いてあり、思わず購入してしまいました。
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TDLのスタッフの素晴らしさは誰もが認めるところだと思います。
その原点が小説として書かれています。
ウォルト・ディズニーの言葉
  与えることは最高の喜びなのだ。
  他人に喜びを運ぶ人は、それによて、
  自分自身の喜びと満足を得る。

  自分のためにつくろうとするな
  お客様が求めるものを知り
  お客様のためにつくるのだ

素晴らしい言葉ですね。

そしてこんな一節もありました。
実務的なマニュアル、考え方、行動の基本となる哲学はあっても、
TDLのサービスの一つひとつが記載されたマニュアルはない。
ディズニーランドにはサービスの神様がいて、その神様はキャストとゲストが出会う場所に必ずあらわれる。

実務の基本はマニュアル化出来ても、最高のサービスはマニュアル化なんて出来ないのですよね。

ビジネスの本質はここにあるのだと思います。
そうは思うのですが、それだけではないところがビジネスの難しさ。
ビジネスは単なる「いい人」で終わってしまっては成り立たないのですよね。
キャッシュポイントを意識することも重要だと私は思っています。

しかし単に儲けることだけを考えていたのでは継続的なビジネスは成り立たないのも事実。ビジネスは難しい (^-^)